音楽のことを書いたり、日常のことを書いたり
2012.06.08 Fri
お久しぶりです(゚∀゚)
長いことブログを放置していました
最近巷で噂になっている「Ib」というフリーのホラーアドベンチャーゲームをやりました

簡単な説明をすると、
「イブ」という女の子が家族と美術館に「ゲルテナ展」を見に行く
そこでイブは不思議な空間に取り込まれ、そこから脱出するために模索していく
っていう話です。
物語自体はよく出来ており、キャラクターも魅力がありすごい楽しかったです
進めていく中で、疑問点・考察点が色々出てきたのでまとめたいと思います
以下は筆者が妄想を色々書き連ねてるだけです。
また、これだけ人気のあるゲームなので既出な考察点が多いと思います
そこら辺はご了承ください
あとかなり長文です。時間のある時にどうぞ
最後に1つ、以下の考察は
イブ、ギャリー、メアリー以外の第三者が存在している・もしくはあの世界自体が意志を持っている事を前提に考察しています
考察点①
「なぜ、ゲルテナの世界に飛ばされたのはイブ、ギャリーの”2人”だったのか」
これらは、かなりの方々が考察されていると思います
個人的にも色々考えました。疑問点がかなりあるので書き連ねます
・あの世界のルールとされている「入ってきた人数=外に出れる人数」の法則が、本当にあの世界にあるのなら
なぜ2人入る(入れられる?)必要があったのか
→これが一番大きな疑問点です。
もしメアリー1人がこの世界から出ようと企んでいたのであれば「1人」入ればよかったはず。しかしなぜ2人入ったのか
単純な回答として、「メアリーの認知しない第三者が出る予定であった」ため2人必要だった。
と考えが浮かびます。
もしメアリーが同じ年齢くらいのイブに目をつけて、EDの1つである姉妹的な展開にしたかった場合を考えても、2人入れる必要はないはず。
なにせ、メアリーは「外に出た瞬間に過去、記憶をすべてすり替える」ことが出来るわけですから
結局ギャリー1人をあの世界に取り込み閉じ込めて、メアリーは世界から出て記憶と過去をすり替えれば言い訳ですからね。
では、その第三者とは誰か
それを考える前に更に疑問点が上がります
メアリーははっきりとギャリーの事を「邪魔だなぁ」と言っている事です
これから察するに「ギャリーはメアリーにとって想定外の人物」だったのではないかという可能性が出てきます。
その可能性が正しいとするならばメアリーがすり替わる予定だったのはイブという事になるわけです。
ここまで考えて疑問点をまとめます
1:メアリーが出る事だけ考えた場合、なぜイブ・ギャリーの2人取り込まれたのか
2:メアリーがギャリーを敵視している点を考えると、ギャリーは異物。つまりいらない存在であった。
3:2を考えるとメアリーが元々取り込みすり替わる予定だったのはイブ。しかし、メアリーはイブに対してかなり友好的である。
上記3つにまとめられるでしょうか。
これらの点を辻褄が合うように解説できるのが「第三者」の存在になるわけです。
メアリーはイブと入れ替わる予定だったが、なぜかギャリーという人物も一緒に入っていた。
そこで、なるべく気の合うイブと一緒にこの世界から出ることを考え、ギャリーは犠牲前提。
最悪、イブを殺してでも出るつもりである。
メアリーはこういう考えに至ったのではないでしょうか。
それではギャリーを取り込んだ第三者とは誰なのか
ここで更に可能性が分岐していきます
・ゲルテナ本人
・ラストで出てくる「偽○○」
・終始ギャリーにまとわりついていた不気味な人形
この3つじゃないでしょうか
一番可能性として考えられるのは「ゲルテナ本人」だと思われます
もしかしたら「ゲルテナ本人=偽○○」の可能性もありますね
ゲルテナ展自体が巨大な復活儀式みたいなものと考えると、メアリーとゲルテナのための復活儀式と考えるのが自然なような気がします。
しかし、「偽ギャリー」などの「偽○○」が何者なのかがすごく気になりますね。
「偽○○」がゲルテナ本人じゃないとすると、この者の存在は「あの世界が意志で創りだした者」だと言うことでしょうか。
イブが元の世界に帰ろうとする間際で出てくると言うことは、イブを引き止める=この世界から出したくないという意志であるとするならば、イブと入れ替わるつもりだったのでしょうか。
しかしこの理論はすでにギャリー死亡、メアリー焼失してる場合通用しない気が・・・(;^ν^)ぐぬぬ…
そこで考察④みたいにも考える事ができると思いますが、ちょっと腑に落ちない部分もあります。
考察1はここで行き詰ってしまいましたが、こういう感じで2人は取り込まれたのかなぁ?
と勝手な推察をしています。
考察点②
「なぜイブが異世界で目覚めた際に、バラは手元に無く、遠く離れた花瓶に活けてあったのか」
次に感じた疑問がこれです
この世界では「精神の具現化した姿」としてバラがイブ・ギャリーの命として表されています。
このバラの花びらが散ると2人の命も散るわけです
そこで何故イブの分身とも言える赤いバラが遠くにあり、更に花瓶に活けてあったのか
きっとこの世界に入った瞬間に、精神が具現化されバラとして生成されるのだとは思うのですが
あまりにも上記の点が不可解すぎる。
もし、精神を具現化したのだったら手元にあるはずでは?
何故遠くの花瓶に?
そこで
「イブ達の身体自体はあの世界では魂=精神の抜けた抜け殻のようなもので、本体はバラである」
という説が浮かび上がりました。
花瓶に活けてあったのは一番新鮮な状態で魂を保存するため。
イブ達の体とバラは精神的なもので繋がっていて、その身体は精神=魂を取り戻すために動く。しかし、そのバラをむしり取る敵がいる
むしり取られた者は死に絶え、入ってきた者の代わりに誰かが出ていく。
そういう感じなんじゃないでしょうか。
かなりこじつけですが私はこう考えました。
ギャリーの花も遠くに活けてあったみたいなので
イブと同じ条件のようですね。
考察点③
「イブが見た家族の絵」
部屋に何故かイブの両親の絵が飾ってあるイベント。
これはイブ視点でしか見れないので「イブがおかしくなっており、ギャリーが絵の内容について嘘を言ったのか」 「本当に絵の内容はイブの家族だった」のかわからない。
仮に「絵の内容は本当にイブの家族だった」という説で展開してみたいと思います。
何故異世界に家族の写真が?
そこであそこにあった椅子は「指定席」というゲルテナの作品
これから察するに
「イブのための指定席=イブの両親の絵画=イブのための部屋?」
と考えることができると思います。
もしかしたらメアリーが用意した部屋?
はたまた異世界の意志、第三者が用意した部屋?
視点を変えると「メアリー、はたまた第三者がイブと入れ替わった際にイブを幽閉、もしくはイブの居場所となるはずだった部屋」とも考えられます
その裏付けに、本棚の中に「ゆっくりお休み、もう苦しむこともなくなるから」という文があります
この観点から考えると、自分はあの部屋にあった「ふたり」は本当に両親の絵画だったのだと思うのです。
考察点④
「ギャリーだけが見えるギャリーにまとわりついてくる不気味な人形」
イブ達には可愛いうさぎに見える不気味な人形についてです
この作品の中では珍しく「明確な意志のある物」だと思います
ここで考察①と繋がるのですが、
これだけギャリーに話しかけたりできる意志があるということ、
更に絵本の世界にまで出てくる事などを考えるとどうもコイツの存在が
鍵になっている気がしてならないのです。
某掲示板で「ギャリーは自殺志願者」という説があるようなのですが
これはここに繋がっていくんじゃないかなぁと思っています
「自殺願望のあるギャリー」はその思考によって異世界に取り込まれ、「人形」がその意志を汲み取りギャリーを死へと案内していく。(後をついてきたり、絵の具の玉の部屋で襲ったり)
だからギャリーを異世界に引き込んだのはこの人形たちなのかなぁとも思います
こう考えてしまうと考察①も色々繋がる気がするんです。
しかしここで、1つ気になる点があります
それは「ギャリーが自殺志願者には見えない」という点です
確かにハングドマンの絵の前に立ってずっと見つめていたりと、死を連想させる描写がありますが
それでは自殺願望があるというのは弱すぎる気もします。
プレイした方ならわかると思いますが、ギャリーの言動から少しでも死を連想させる言動があったでしょうか。
真っ先にイブに「一緒に脱出しましょう!」と言ったりとそういう感じは受けません。
ただこの自殺志願者の考えをちょっと違うベクトルに向けて
「ギャリーは心の中にどこか孤独、不安、絶望という弱さを抱えていた」可能性もあります。
こう考えると、人形に襲われた際にギャリーが楽しそうに人形を友達みたいに扱っていたのもうなずけます。
ギャリーはなんでも話せる友達が欲しかった。1人は嫌だ。
こういう心の闇をギャリーは抱えていたため、人形たちによって取り込まれた可能性も考えられますね。
それにしてもこの人形、イブは最初の部屋では首をつった不気味な人形をちゃんと認知できてますが、途中で可愛いうさぎの人形(心が壊れている)に見えて、最後に出てくる絵本の世界の首をつった不気味な人形をちゃんと認知できています。
この認知具合の変化も何か意味があるのでしょうか。
考察点⑤
BADENDの「忘れられた肖像」について
ギャリー死亡後のENDの1つですが
これも気になる点が・・・。
ギャリー死亡、異世界に取り残された事によってギャリーが絵画になるENDですが
イブの説明では「眠っている男性」となっています
「眠っている?」→「ギャリーは死んでない?」
もし眠っているようにの意味が「眠っているように死んでいる」の意味でないとすれば
ギャリーはあの世界で眠っているということ。
その仮説で考えると、薔薇の花弁をすべてちぎられたものは
永遠の眠りにつき、絵画になってしまう?
でも他のギャリー死亡ENDでは絵画になってしまわないしなぁ・・・・。
イブの感想の「眠っている」の意味でだいぶ解釈が変わりそうですね。
以上主に疑問に感じた点の考察でした。
とにかく気になるのは
・何故イブ、ギャリーの2人が取り込まれたのか
・ラストに出てくるイブを引き止める「偽○○」の正体は?
この2つです。
特に答えのない疑問なのかもしれません
でも私はこの2つの疑問に、Ibの真相がある気がしてならないのです。
長文ですが、お付き合い下さいましてありがとうございました。
長いことブログを放置していました
最近巷で噂になっている「Ib」というフリーのホラーアドベンチャーゲームをやりました
簡単な説明をすると、
「イブ」という女の子が家族と美術館に「ゲルテナ展」を見に行く
そこでイブは不思議な空間に取り込まれ、そこから脱出するために模索していく
っていう話です。
物語自体はよく出来ており、キャラクターも魅力がありすごい楽しかったです
進めていく中で、疑問点・考察点が色々出てきたのでまとめたいと思います
以下は筆者が妄想を色々書き連ねてるだけです。
また、これだけ人気のあるゲームなので既出な考察点が多いと思います
そこら辺はご了承ください
あとかなり長文です。時間のある時にどうぞ
最後に1つ、以下の考察は
イブ、ギャリー、メアリー以外の第三者が存在している・もしくはあの世界自体が意志を持っている事を前提に考察しています
考察点①
「なぜ、ゲルテナの世界に飛ばされたのはイブ、ギャリーの”2人”だったのか」
これらは、かなりの方々が考察されていると思います
個人的にも色々考えました。疑問点がかなりあるので書き連ねます
・あの世界のルールとされている「入ってきた人数=外に出れる人数」の法則が、本当にあの世界にあるのなら
なぜ2人入る(入れられる?)必要があったのか
→これが一番大きな疑問点です。
もしメアリー1人がこの世界から出ようと企んでいたのであれば「1人」入ればよかったはず。しかしなぜ2人入ったのか
単純な回答として、「メアリーの認知しない第三者が出る予定であった」ため2人必要だった。
と考えが浮かびます。
もしメアリーが同じ年齢くらいのイブに目をつけて、EDの1つである姉妹的な展開にしたかった場合を考えても、2人入れる必要はないはず。
なにせ、メアリーは「外に出た瞬間に過去、記憶をすべてすり替える」ことが出来るわけですから
結局ギャリー1人をあの世界に取り込み閉じ込めて、メアリーは世界から出て記憶と過去をすり替えれば言い訳ですからね。
では、その第三者とは誰か
それを考える前に更に疑問点が上がります
メアリーははっきりとギャリーの事を「邪魔だなぁ」と言っている事です
これから察するに「ギャリーはメアリーにとって想定外の人物」だったのではないかという可能性が出てきます。
その可能性が正しいとするならばメアリーがすり替わる予定だったのはイブという事になるわけです。
ここまで考えて疑問点をまとめます
1:メアリーが出る事だけ考えた場合、なぜイブ・ギャリーの2人取り込まれたのか
2:メアリーがギャリーを敵視している点を考えると、ギャリーは異物。つまりいらない存在であった。
3:2を考えるとメアリーが元々取り込みすり替わる予定だったのはイブ。しかし、メアリーはイブに対してかなり友好的である。
上記3つにまとめられるでしょうか。
これらの点を辻褄が合うように解説できるのが「第三者」の存在になるわけです。
メアリーはイブと入れ替わる予定だったが、なぜかギャリーという人物も一緒に入っていた。
そこで、なるべく気の合うイブと一緒にこの世界から出ることを考え、ギャリーは犠牲前提。
最悪、イブを殺してでも出るつもりである。
メアリーはこういう考えに至ったのではないでしょうか。
それではギャリーを取り込んだ第三者とは誰なのか
ここで更に可能性が分岐していきます
・ゲルテナ本人
・ラストで出てくる「偽○○」
・終始ギャリーにまとわりついていた不気味な人形
この3つじゃないでしょうか
一番可能性として考えられるのは「ゲルテナ本人」だと思われます
もしかしたら「ゲルテナ本人=偽○○」の可能性もありますね
ゲルテナ展自体が巨大な復活儀式みたいなものと考えると、メアリーとゲルテナのための復活儀式と考えるのが自然なような気がします。
しかし、「偽ギャリー」などの「偽○○」が何者なのかがすごく気になりますね。
「偽○○」がゲルテナ本人じゃないとすると、この者の存在は「あの世界が意志で創りだした者」だと言うことでしょうか。
イブが元の世界に帰ろうとする間際で出てくると言うことは、イブを引き止める=この世界から出したくないという意志であるとするならば、イブと入れ替わるつもりだったのでしょうか。
しかしこの理論はすでにギャリー死亡、メアリー焼失してる場合通用しない気が・・・(;^ν^)ぐぬぬ…
そこで考察④みたいにも考える事ができると思いますが、ちょっと腑に落ちない部分もあります。
考察1はここで行き詰ってしまいましたが、こういう感じで2人は取り込まれたのかなぁ?
と勝手な推察をしています。
考察点②
「なぜイブが異世界で目覚めた際に、バラは手元に無く、遠く離れた花瓶に活けてあったのか」
次に感じた疑問がこれです
この世界では「精神の具現化した姿」としてバラがイブ・ギャリーの命として表されています。
このバラの花びらが散ると2人の命も散るわけです
そこで何故イブの分身とも言える赤いバラが遠くにあり、更に花瓶に活けてあったのか
きっとこの世界に入った瞬間に、精神が具現化されバラとして生成されるのだとは思うのですが
あまりにも上記の点が不可解すぎる。
もし、精神を具現化したのだったら手元にあるはずでは?
何故遠くの花瓶に?
そこで
「イブ達の身体自体はあの世界では魂=精神の抜けた抜け殻のようなもので、本体はバラである」
という説が浮かび上がりました。
花瓶に活けてあったのは一番新鮮な状態で魂を保存するため。
イブ達の体とバラは精神的なもので繋がっていて、その身体は精神=魂を取り戻すために動く。しかし、そのバラをむしり取る敵がいる
むしり取られた者は死に絶え、入ってきた者の代わりに誰かが出ていく。
そういう感じなんじゃないでしょうか。
かなりこじつけですが私はこう考えました。
ギャリーの花も遠くに活けてあったみたいなので
イブと同じ条件のようですね。
考察点③
「イブが見た家族の絵」
部屋に何故かイブの両親の絵が飾ってあるイベント。
これはイブ視点でしか見れないので「イブがおかしくなっており、ギャリーが絵の内容について嘘を言ったのか」 「本当に絵の内容はイブの家族だった」のかわからない。
仮に「絵の内容は本当にイブの家族だった」という説で展開してみたいと思います。
何故異世界に家族の写真が?
そこであそこにあった椅子は「指定席」というゲルテナの作品
これから察するに
「イブのための指定席=イブの両親の絵画=イブのための部屋?」
と考えることができると思います。
もしかしたらメアリーが用意した部屋?
はたまた異世界の意志、第三者が用意した部屋?
視点を変えると「メアリー、はたまた第三者がイブと入れ替わった際にイブを幽閉、もしくはイブの居場所となるはずだった部屋」とも考えられます
その裏付けに、本棚の中に「ゆっくりお休み、もう苦しむこともなくなるから」という文があります
この観点から考えると、自分はあの部屋にあった「ふたり」は本当に両親の絵画だったのだと思うのです。
考察点④
「ギャリーだけが見えるギャリーにまとわりついてくる不気味な人形」
イブ達には可愛いうさぎに見える不気味な人形についてです
この作品の中では珍しく「明確な意志のある物」だと思います
ここで考察①と繋がるのですが、
これだけギャリーに話しかけたりできる意志があるということ、
更に絵本の世界にまで出てくる事などを考えるとどうもコイツの存在が
鍵になっている気がしてならないのです。
某掲示板で「ギャリーは自殺志願者」という説があるようなのですが
これはここに繋がっていくんじゃないかなぁと思っています
「自殺願望のあるギャリー」はその思考によって異世界に取り込まれ、「人形」がその意志を汲み取りギャリーを死へと案内していく。(後をついてきたり、絵の具の玉の部屋で襲ったり)
だからギャリーを異世界に引き込んだのはこの人形たちなのかなぁとも思います
こう考えてしまうと考察①も色々繋がる気がするんです。
しかしここで、1つ気になる点があります
それは「ギャリーが自殺志願者には見えない」という点です
確かにハングドマンの絵の前に立ってずっと見つめていたりと、死を連想させる描写がありますが
それでは自殺願望があるというのは弱すぎる気もします。
プレイした方ならわかると思いますが、ギャリーの言動から少しでも死を連想させる言動があったでしょうか。
真っ先にイブに「一緒に脱出しましょう!」と言ったりとそういう感じは受けません。
ただこの自殺志願者の考えをちょっと違うベクトルに向けて
「ギャリーは心の中にどこか孤独、不安、絶望という弱さを抱えていた」可能性もあります。
こう考えると、人形に襲われた際にギャリーが楽しそうに人形を友達みたいに扱っていたのもうなずけます。
ギャリーはなんでも話せる友達が欲しかった。1人は嫌だ。
こういう心の闇をギャリーは抱えていたため、人形たちによって取り込まれた可能性も考えられますね。
それにしてもこの人形、イブは最初の部屋では首をつった不気味な人形をちゃんと認知できてますが、途中で可愛いうさぎの人形(心が壊れている)に見えて、最後に出てくる絵本の世界の首をつった不気味な人形をちゃんと認知できています。
この認知具合の変化も何か意味があるのでしょうか。
考察点⑤
BADENDの「忘れられた肖像」について
ギャリー死亡後のENDの1つですが
これも気になる点が・・・。
ギャリー死亡、異世界に取り残された事によってギャリーが絵画になるENDですが
イブの説明では「眠っている男性」となっています
「眠っている?」→「ギャリーは死んでない?」
もし眠っているようにの意味が「眠っているように死んでいる」の意味でないとすれば
ギャリーはあの世界で眠っているということ。
その仮説で考えると、薔薇の花弁をすべてちぎられたものは
永遠の眠りにつき、絵画になってしまう?
でも他のギャリー死亡ENDでは絵画になってしまわないしなぁ・・・・。
イブの感想の「眠っている」の意味でだいぶ解釈が変わりそうですね。
以上主に疑問に感じた点の考察でした。
とにかく気になるのは
・何故イブ、ギャリーの2人が取り込まれたのか
・ラストに出てくるイブを引き止める「偽○○」の正体は?
この2つです。
特に答えのない疑問なのかもしれません
でも私はこの2つの疑問に、Ibの真相がある気がしてならないのです。
長文ですが、お付き合い下さいましてありがとうございました。
PR